花巻を観る
花巻の一番星をめぐる
身照寺しんしょうじ
宮沢賢治のお墓がある菩提寺として有名で、ぎんどろ公園の近くにあり狭い石段を登ったところに本堂があります。
遠野南部家の菩提寺として南部政光(南部氏8代)が奥州八戸に建立した身照寺(身延寺)は天正19年(1591)焼失以来廃寺となっていましたが、政光の子孫である山梨県身延町鏡円坊住職南部日実上人は、これを残念に思い再建を発願しその地を花巻と定めました。
昭和3年宮沢賢治の叔父宮沢恒治ほか町有志及び有縁の信徒は敷地を求め堂宇を建立して、これを南部日実上人に寄進しました。熱心な法華経の信者であった宮沢賢治は、このとき叔父の求めに応じて「法華堂建立勧進文」を創案しています。
その後、町有志、信者の努力によって身照寺(身延寺)を継承して昭和21年(1946)遠光山身照寺と称するようになりました。昭和26年宮沢家の菩提寺であった安浄寺(浄土真宗)より身照寺へ改宗されました。
宮沢賢治の墓への参拝や、オリジナルの御朱印帳の購入が可能で、多くの賢治ファンが訪れているスポットの一つです。
基本情報
住所 | 〒025-0095 岩手県花巻市石神町389 |
---|---|
電話・FAX | TEL: 0198-24-8120 |
ホームページ | https://temple.nichiren.or.jp/8041026-shinshouji/ |
アクセス | 花巻駅から車で8分 花巻駅からバスで6分、「文化会館前」バス停下車後徒歩6分 花巻駅から徒歩26分 |