一般社団法人花巻観光協会[岩手県花巻市] イーハトーブの一番星をめぐる花巻の旅

ココロにもカラダにも優しいカフェ

地元野菜たっぷりのランチプレートや
こだわりのスイーツが味わえる
カフェをご紹介!

自然豊かな花巻の地でとれた野菜をふんだんに使い、
素材の味わいを引き出した料理の数々。
スイーツにも、例えば生クリームの代わりに豆乳を使用したり。
「美味しい」だけではなく、健康への思いも込められています。
そんなココロにもカラダにも優しいカフェ4店をご紹介します。

日常を離れて自分を癒す旅へ

Sobe's Cafe
(ソーべーズカフェ)

畑のお肉からあげプレートセット
ランチタイムを一新。
自分好みのコースを楽しむ
「プリフィックスコース」

 「畑のお肉」とは、植物性100%の大豆ミート。昆布椎茸ダシや醤油やで丁寧に下味をつけて、片栗粉の衣をまぶしているので、外側はからり、中はジューシーな味わいが楽しめます。

 デザートのおすすめは、「お豆腐のティラミス」。八幡平市の人気豆腐店「ふうせつ花」の豆腐を使用しており、なめらかな口当たりで、「このティラミスがどうしても食べたくて」と、遠方から訪れるお客さんがいるほど人気があります。

 動物性食材を一切使わず、100%植物性の食材で作る料理が花巻でまだ珍しかった2007年に提供を始めた、先駆けのカフェ。お米にもこだわり、無農薬の自家製玄米「惣兵衛米」を使用しています。

 16年目を迎えた2022年5月、ランチタイムのスタイルを一新しました。11時~14時30分(土日祝は11時~16時30分)は、フード、ドリンク、デザートを選び、自分好みのコースメニューをつくる「プリフィックスコース」で提供。シェフの佐々木雄也さん、加東力さんが腕をふるいます。

「日常を離れてゆったり自分を癒す旅のスタイル『リトリート』を、当店で楽しんでほしいです」と、髙橋惣兵衛社長。心と体のエネルギーチャージにいかが。

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Sobe's Cafe(ソーべーズカフェ)

住所:〒025-0024岩手県花巻市山の神578-4

TEL:0198-24-7100

営業時間:11:00~17:00

定休日:月曜日

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近場のおすすめスポット

同心屋敷

同心屋敷は江戸末期に建てられたもので、浅野長政配下の一隊で南部氏に仕えることとなった花巻同心組が居住していた家屋です。 藩政時代の同心屋敷として価値が高く市の文化財に指定されています。

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自由な発想で、素材の良さを引き出す

オーガニックカフェ わっこ

畑のお肉からあげプレートセット
体に優しい食材を
ジャンルにとらわれず調理し、
和やかな空間で楽しむ

 一皿に盛り付けるのは、季節の野菜を使った色鮮やかな6品。この日は、カボチャサラダ、おでん大根、切干大根と荒布(あらめ)のトマトソース炒め、葉物野菜と紅芯大根のサラダ、カボチャのホワイトソース焼、里芋のピーマン味噌焼・東和町産落花生のトッピング。地元野菜が主役だけに、ランチプレートを提供できるのは6月半ばから12月半ば限定となります。

 定番の車麩のカツレツは、下味のかつおだしが口の中でジュワッとしみ出し、ご飯との相性抜群です。

 東和町の土沢駅前に店を構えて8年のオーガニックカフェ。「生産者の顔が見える食材を」と、東和町「和み農園」の無農薬野菜や、「自然農園ウレシパモシリ」の卵などを使用しています。

 野菜に限らず調味料もオーガニック・無添加を揃えていますが、「こだわりを全面に出して堅苦しくならないように気をつけています。和やかに楽しんでいただけたら」と、小原俊行さん、美智代さんは語ります。

 料理のジャンルにとらわれない調理法も「わっこ」の魅力。自由な発想で、素材の良さを引き出します。12月半ばからランチプレートはお休みになりますが、豆乳を使ったカスタード入りシュークリームなどの日替わりデザートや焼き菓子は通年提供しています。

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オーガニックカフェ わっこ

住所:〒028-0114岩手県花巻市東和町土沢8-231

TEL:0198-29-6147

営業時間:11:30~15:30(LO15:00)

定休日:日曜・月曜・祝日

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近場のおすすめスポット

萬鉄五郎記念美術館

萬鉄五郎は、明治18年(1885)花巻市東和町土沢生まれの画家。 萬鉄五郎記念美術館では油彩画・水墨画・素描やノート、書簡・写真や遺品などの作品・資料を所蔵しています。

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野菜が主役で、野菜を食べてもらう店

ファームプラス

県産豚あらびき肉と豆のタコライス
農業から学んだ
野菜の素晴らしさを
料理を通して伝えたい

 店主の平賀恒樹さんがメキシコで食べたタコスに近い味を、オリジナルレシピで再現。クミンやクローブなどのスパイスが香る、本格派の味わいでありながら、「辛いものが苦手な人や、子どもにも食べてほしいから」と、辛味は入れずに食べやすく仕上げています。

 ドリンクは、自家製ジンジャーシロップ入りのジンジャーエールやチャイが人気。食事メニューとセットにすると、ドリンクが約半額(※400円が200円など)になるのでおすすめです。

 2005年から農業を始めて、野菜に対する考え方が変わったという平賀さん。「土に種をまき、芽が出てかたちになり、それを食べて体はつくられる。野菜の素晴らしさを実感しました」と言います。

 野菜が主役で、野菜を食べてもらう店を作りたいと、2016年に「ファームプラス」をオープン。どのメニューにもたっぷりのサラダと素揚げ野菜が添えられています。

 飲食店を営む他、地元野菜を使ったドレッシングの製造メンバーとしても活躍。「にんじん味噌」や「ミニトマト」など7種前後を同店で試食できます。

 また、農作業体験やワークショップも募集。「店で野菜に興味を持ち、栽培にもつなげていけたら」と、平賀さんは願いを込めます。

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ファームプラス

住所:〒025-0043岩手県花巻市上根子字下田60-2

TEL:090-4636-1502

営業時間:11:00~15:00(LO14:30)

定休日:日曜日・水曜日

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近場のおすすめスポット

清水寺

807年に坂上田村麻呂が建立したとされるお寺。
京都・播磨と並ぶ日本三大清水の一つとされる名刹です。特に迫力がある山門は必見。

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コーヒー&キッシュを楽しむカフェ

Coffee&Quiche
MISSING PIECE
(ミッシングピース)

県産豚あらびき肉と豆のタコライス
フワッとした食感で
いくらでも食べられる
自家製キッシュ

 キッシュは「キッシュロレーヌ(玉ねぎ&ベーコン)」をはじめ、日替わりで数種を用意。季節の野菜入りのキッシュやデザートキッシュもあり、これまでに提供したメニューは20種以上にのぼります。

 「キッシュを作りのポイントは液体状の生地『アパレイユ』。卵と牛乳の比率にこだわり、フワッとした食感に仕上げています」と店主の瀬川幸子さん。

 お客さんからは、「キッシュ特有の重たさがないので、いくらでも食べられる」と評判です。

 店主の瀬川さんは過去にコーヒーチェーン店でマネージャー職を経験。「いつかカフェができたら」という思いを、2021年12月に叶えました。調理から接客まで一人で対応しています。

 看板メニューは、コーヒー&キッシュ。コーヒーは花巻市「珈琲自家焙煎の店 猫リラ」のコーヒー豆をドリップやエスプレッソで提供。キッシュは作り置きや冷凍は使わず、美味しく味わえる状態にこだわっています。

 スコーンなどのお菓子は、マーガリン・ショートニングは使わず、砂糖はきび砂糖を使用。「人の体は食べたモノでできていますから、添加物などの使わなくてもよいものは入れず、自然の味を大事にしています」と瀬川さん。現在はグルテンフリーにも挑戦中です。

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Coffee&Quiche MISSING PIECE (ミッシングピース)

住所:〒025-0084岩手県花巻市桜町1-391-6

TEL:0198-41-3241

営業時間:火曜日11:00~15:00、水曜日~土曜日11:00~17:00

定休日:日曜日・月曜日

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近場のおすすめスポット

雨ニモマケズ詩碑

宮沢賢治が農民に化学・土壌等の講義をした「羅須地人協会」跡地に建つ詩碑。碑の文字は、高村光太郎の書によるものです。

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